当社がOdoo導入事業を始めたきっかけは、自社にOdooを導入したことです。
自社導入の経緯や、日本向けの対応については、「Odooを導入しました|インボイス・電帳法の対応と「できなかったこと」」の記事をご覧ください。
この記事では、自社で使ってみた経験から、なぜOdooの導入支援を事業にしようと考えたのかをお伝えします。
大手ERPよりOdooが合っている会社はたくさんある
実際に自社で使ってみて、SAPやOracleのような高機能なERPよりも、Odooの方が合っている企業はたくさんあると感じています。
大手のERPは、大企業の複雑な業務や厳しい内部統制に対応するために作られています。そこまでを必要としない企業にとっては、費用も操作の負担も大きすぎることがあります。
Odooは、在庫・製造・販売・購買・会計といった基幹業務をひと通り備えながら、費用を抑えられ、操作も分かりやすいシステムです。「ERPはうちには大げさだ」と考えていた企業にこそ、現実的な選択肢になると考えています。
大手ERPでも「1つで全部」にはならない
「大手のERPなら何でもそろっている」と思われがちですが、私がこれまで見てきた現場では、実態は違いました。
機能が豊富とは言っても、各社独自の要件に合わせた追加開発は行われていました。また、人事管理はA社のソフト、固定資産管理はB社のソフトというように複数のシステムを連携させながら運用しています。
つまり、高価なERPを選んでも、追加開発や他社ソフトとの組み合わせは避けられません。それなら、基幹業務をOdooで費用を抑えて固め、足りない部分を補う方が、多くの企業にとって合理的だと考えています。
AIの進化で、追加開発のコストが下がっている
Odooを導入する際に気になるのが、自社の業務に合わせるための追加開発の費用です。ただ、この点はAIの進化によって状況が変わりつつあります。
AIを活用することで、追加開発にかかる時間と費用は下がってきています。もともと費用を抑えられるOdooにとって、これは大きな追い風です。今後、Odooの優位性はさらに増していくと考えています。
Odooに合わせて業務を整えることは、将来への投資になる
Odooの導入は、今の業務を効率化するだけでなく、将来への備えにもなります。
Odooを導入するときは、Odooの標準機能で回るように業務を見直します。その結果、会社独自のやり方に頼らない、標準的な業務の流れができあがります。
将来、会社が成長して大規模なERPに移行するときも、業務がすでに標準化されていれば、個別の業務要件に合わせた追加開発を大きく減らせます。大手ERPの追加開発には数千万円、場合によっては億単位の費用がかかることもあり、その分を節約できる可能性があります。
当社は、こうした将来の成長まで見据えたOdooの導入をご提案していきます。
おわりに
Odooは、「ERPは大企業のもの」と考えていた企業にこそ使っていただきたいシステムです。
当社では、日本の制度に合わせて設定したOdooのデモ環境をご用意しています。まずは実際に触ってみて、自社の業務に合うかどうかを確かめてみてください。